【ライブレポ】4/25「酒井ミキオ」ライブ&トークレポート

2016年7月18日(祝)に、19年ぶりに来福ライブを行う酒井ミキオ。
「スクライド」「プラネテス」「コードギアス」、そして「スクライドオルタレイション」の、主題歌や挿入歌の歌唱、作詞、作曲を手掛け、数々のヒット生み出している「酒井ミキオ」。
6月5日から始まる全国ツアーを控え、その前哨戦となるライブ&トークを4/25日に開催した。

 
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4/25 ライブレポート

先にこの日のセットリストを紹介しておこう。

  • 覚醒の無意識(酒井ミキオ)
  • 厚別川(酒井ミキオ)
  • この街で 〜第2章(酒井ミキオ)
  • Get Wild(TM NETWORK)
  • 創聖のアクエリオン(AKINO)
  • アイデンティティ(酒井ミキオ)

 「覚醒の無意識」は、ピアノ弾き語りで披露。聴きながら浮かんだのが「すっぴんもキレイ!」という女性への賛辞。ピアノと歌。
最低限の演奏、歌唱ではあったがCDに劣ることなく、ずっしりと心に圧を感じられた。質の高い曲だからこそ「すっぴん」、すなわち「ピアノと声」だけでも魅力を損なうことがないのだろう。

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ここで「スクライダー」には垂涎のエピソードが。「アイデンティティ」と「覚醒の無意識」、この2曲の発注、および制作時点では、どちらがOP曲になるか決まっていなかったという。
しかも、発注内容は「Drastic my soul」とアルバム「my souls」に収録された「So what!」を参考にして欲しいという内容だったのだ。
つまり、言い換えれば「Drastic my soul」の息子が「アイデンティティ」、「So what!」の息子が「覚醒の無意識」となるのだ。

 
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続いてミキオファミリーと言っていいだろう、ゲストにギターの山口俊樹、パーカッションの渡辺純也が登場。
6月のからのツアーでは、各会場で「ご当地ソング」をカバーで披露すると発表があり、その候補曲の話題に。

そして、酒井オリジナルの札幌ご当地ソング「厚別川」を、さらにこの季節に沿って「この街で〜第2章」が披露された。
3人の息の合った演奏に、しばし聴き惚れる。この2曲のようなミドルテンポでメロディアスな作風は「プラネテス」の挿入歌「Thanks my friend」にも見られるが、このような楽曲にも、もう少し注目が集まってほしいと願う。
余談だが曲名となった「厚別川」は実在しており、JR札幌駅と新札幌駅の間で渡れるとのこと。なんとか札幌公演に赴き、車内から見届けたいものだ。

2曲の演奏を終えると、前回ツアーの昼公演の話題に。
酒井にとって初めての「アニソンカバーライブ」とあって、2月に足を運んだが「期待に応えて、想像を超えるライブ」だった。
時代のバランスが取れた選曲も好印象だったが、酒井の場合、1曲ごとにMCを挟み、その曲の独自解説をするのだ。
コード進行の分析など作曲家の視点だからこそ感じる、それぞれの曲の魅力というのは、非常に新鮮であり、また他のアニソンシンガーとは一線を画すライブと言えるだろう。
ではどんな曲をカバーしたのか?
その答えは公式ブログでチェックしていただきたい。

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ちなみにこの日は「Get Wild」を3人で演奏。そしてここからがサプライズ!
なんと、酒井による「アニソンカバーアルバム」が、ライブ会場限定で販売されると発表!
収録曲が気になるところだが、1曲だけネタバレ。「創聖のアクエリオン」が収録曲として演奏されたのだ。
他の収録曲は、後日ブログにて発表とだけ言及された。もちろん、大人しく待つわけにはいかず、終了後マネージャーK氏に突撃!

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しかしK氏は「前回のツアーでカバーした曲と、今回のツアーでカバーする曲と半々くらいですかね」とじらすばかり。
「まさかこれから決めるんですか?」と迫ると、K氏は苦笑いしながら「ご想像にお任せします」とのこと。みごとにいなされてしまった。ブログを待つしか手立てがなくなり、、悔しい限りだったのだが、先日ついに公式ブログ内で発表!その11曲の内訳は是非ブログをチェックしていただきたい。

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ただ、今回の目玉はこれだけではない。アニソンカバーアルバムの他「赤盤」「青盤」と題したベストアルバムの販売も発表されたのだ。
「黒い水」をはじめ33曲に及ぶライブの定番曲が収録される。価格はそれぞれ2000円だ。

 

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酒井の楽曲は近年入手困難となっている。90年代の曲は全て廃盤で、配信すらされていない。
自身の「songbookシリーズ」は先述の「厚別川」をはじめ高水準の楽曲が多いにも関わらず、現在は一部がライブ会場で入手できるに過ぎない。
口コミで評価が高まった「黒い水」は欲しくても、入手できない由々しき状況が続いているのだ。

 

アニソンシンガーとしての酒井ミキオは「熱い」イメージが強いだろう。
それは彼の魅力でもあるが、ほんの一面にしか過ぎない。誤解を恐れずに言うならば、酒井ミキオはその実力が正当評価されていないと、個人的には強く感じている。

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 酒井の歌を一つでも知っているならば、一度彼のライブに足を運んでみてはどうだろうか?
あの高揚感、一体感、そして温かな読後感を味わえば、より深く酒井ミキオの魅力、歌を探求したくなるはずだ。そう断言して、ライブレポートをしめたいと思う。

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 「Re. アイデンティティツアー 〜天晴一人旅」

http://ameblo.jp/mikio-sakai/entry-12134966151.html

6月5日(日)  四谷天窓(東京) SOLD OUT!!
6月12日(日) COO(札幌)
6月19日(日) TAURUS(名古屋) 
6月26日(日) ミノヤホール(大阪) 
7月10日(日) 天窓.switch(東京) SOLD OUT!!
7月18日(祝) ROOMS(福岡)

* 全会場 18:00 OPEN / 18:30 START

 
▼ 全公演共通:
チケット販売:イープラス 


酒井ミキオ プロフィール

1970年8月24日生まれ。北海道札幌市出身。
1993年シングル「今だけは君を離さない」でデビュー。その後自主制作盤を含めシングル19枚、アルバム10枚、配信曲等をリリースし、現在に至る。
近年はプロデュース、アレンジ、キーボードなどジャンルを問わず活動中。特にアニメ音楽においては、谷口悟朗監督の「スクライド」「プラネテス」「コードギアス」、そして「スクライドオルタレイション」の、主題歌や挿入歌の歌唱、作詞、作曲を手掛け数々のヒット生み出す。
今年10月放送開始TVアニメ「落第騎士の英雄譚」OPテーマ「アイデンティティ」がリリース決定。

■酒井ミキオ公式ブログ http://ameblo.jp/mikio-sakai/

 ▶︎ 執筆者:星野五郎